高輪ゲートウェイ駅

高輪ゲートウェイ駅が3月14日に開業しました。山手線で30個目の駅で、西日暮里駅が開業してから49年ぶりの新駅です。

 

品川の車両基地を整理して土地を空けて、山手線と京浜東北線を東側に移し、そこに新駅を建設という駅です。

空いた土地はJR東日本が主体になり、オフィスビルやホテル・住宅などを建てて街を作るという野心的なプロジェクトで、不動産賃貸業に本格進出の第一歩です。

 

 

 

山手線と京浜東北線は、方向別の複々線ですが、この駅の北側で立体交差してて、この駅では山手線と京浜東北線の路線別の複々線になっています。

本来ならこの駅まで方向別の複々線が利便性が良かったでしょうが、高輪ゲートウェイ駅と品川駅の間で立体交差するには距離が足りないのでしょう。

 

 

 

 

駅の中央部分は、線路から上部コンコースの屋根まで吹き抜けになっていて、とても解放感があります。ここまで広々としていると壮観ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこの駅の立地ですが、現在のところ暫定開業という形で、本格開業は2024年だそうです。

周りには線路と空いた土地があるだけで、ほとんど陸の孤島です。

 

東側には地上に東海道本線と新幹線が走っていて、その上をまたぐ陸橋は無いので、東側に行く方法がありません。

西側には道路がありますが、まっすぐ西側に行く道がなく、ぐるっと回って北側の泉岳寺方面か、南側の長距離バスターミナルに行くことができる道がありますが、結構距離があります。

この道に囲まれた土地は、まだ車両基地の線路がはずして間もないか、残っているような土地で、ビル建設はまだまだこれからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

観光という面ではまだ何もなく、「この駅に降り立つ」ということ自体が観光ということが当分続くようです。